ハンディキャップを持つ人のための「ルミナリエ・ハートフルデー」
神戸ルミナリエとは、1995年の阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に語り継ぐ、神戸のまちの市民の夢と希望を象徴するものとして開催されているイルミネーション行事です。
ただのイルミネーションではありません。独特の模様で構成されたイルミネーションはまさに芸術。幻想的な「光のトンネル」を通っていくととても温かい気持ちになります。
毎年多くの人が訪れるルミナリエ。
とてもじゃありませんが車いすでは相当厳しい…いえいえ、そんなことはありませんよ。
「安心してください。ハートフルデーがありますよ。」
今回はルミナリエのハートフルデーの紹介です。
ルミナリエについて
せっかくなのでルミナリエについても簡単にご紹介します。
冒頭でお話したように、阪神・淡路大震災を契機に始まったこのイベント。
元は大震災の年の1995年に犠牲者への慰霊と鎮魂の意を込めた「送り火」として、また、神戸の復興・再生への夢と希望を託して神戸ルミナリエが始まったのです。
つまり、ルミナリエの歴史は復興とともにあったんですね。
最終日の「消灯式」では鎮魂曲が流れ、儀礼隊による震災の犠牲者の御霊に対し敬礼がなされ、直後にイルミネーションが一斉に消灯します。
そんな背景があることも心に留めながらルミナリエを訪れてみてほしいなと思います。
ルミナリエの開催概要
開催日 : 2015年は12月4日(金)〜12月13日(日)となっております。
開催場所 : 旧外国人居留地〜東遊園地。最寄駅はJR、阪神ともに「元町駅」ですね。
点灯時間 : 月〜木 18:00〜21:30 金 18:00〜22:00 土 17:00〜22:00 日 17:00〜21:30
例年、一日30万人(休日は40〜50万人)ぐらいの人が訪れます。
私も頚損前に何度かお母さんと行ったことがありますが、牛歩のようにゆっくりゆっくり進んで行く感じです。 あまりに混んでいてはぐれたら一貫の終わり。私のようにお母さんと行くと、もれなく親子で手を繋ぐことになってしまいます。
カップルはもちろんですが、激混みするのを知らないフリして「意中の人を何気なく誘って行ってみる」というのがオススメです。
ハートフルデーの開催概要
ルミナリエ・ハートフルデーは身体障がい者、ハンディキャップを持つ人、介助が必要な高齢者のための点灯日です。
2015年は12月2日(水)18:30〜20:00に開催されることが発表されました。
申込みや身障者手帳などは特に必要ありません。料金も無料です!
防寒だけきちっとしていきましょう♪
点灯場所は東遊園地エリアとなるのが例年だそうです。 なので各鉄道三ノ宮駅からが近くなります。
車の場合は神戸市営三ノ宮駐車場が収容台数も多いで参考にしてください。
また、エレベーターは混む場合があるので、時間には余裕を持って行きましょう。
ハートフルデーには毎年だいたい1万5千人が訪れるようですが、通常の開催日に比べるとかなりゆったりと見ることができそうですね!
さいごに
実は私も頚損になってからはルミナリエに行ったことがありません。なのでこのハートフルデーも紹介しておきながら未経験です(笑) 「あぁ、行ってみたいなぁ」 なんて思いながらも果たして今年も行けるかどうか。もし行けたらまたレポートします☆
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