立会い出産〜車いすユーザー Ver.〜

2015年05月30日

頸髄損傷で完全損傷の四肢麻痺の夫と健常者の妻とともに体験した陣痛が始まってから出産までの63時間をご紹介します。

自分自身の身支度ができない


基本的にヘルパーは決まった時間に来て身体介護や家事援助をしてもらいます。なので、いつ来るかわからない陣痛に合わせてヘルパーを手配するのは困難なため、事業所に相談して対応しましょう。私の場合、本格的な陣痛が来た時は日中だったので、定時に来るヘルパーで対処できました。

病院へ一緒に行くにひと工夫

  陣痛が5分間隔ぐらいで病院へ向かいます。その場合、タクシーや自家用車で行くことが多いです(救急車は対応してくれません)。最近、陣痛タクシーというものがあるのですが私は車椅子から車への移乗ができないので、普通のタクシーは乗れません。なので介護タクシーを手配する必要があります。そのため、出産近くなったら介護タクシー会社に事前に連絡して対応してくれるかどうか聞いておくと安心です。私の場合、私の両親が福祉車両のレンタカーを借りていたので、両親と共に一緒に病院へ行きました。

出産の立ち会い

  病院の分娩室に入れば、赤ちゃんが生まれるまであと一息です。ここまで来たら、障害あるなし関係ないと思います。腰をさすったり、うちわで仰いだりすることもお父さんの仕事みたいですが、看護学生がついていたのでおまかせして、私は嫁の手を握り(厳密に言うと嫁が握ってくれていましたが…)声をかけ続けました。

まとめ

  障害を持つと事前準備することは多少増えますが、しっかり準備をすれば、健常者と変わらず、夫婦で出産に取り組む事ができます。今回は一つの例ですが、これから出産を迎える人達に何か為になれば幸いです。 ちなみに、女の子で3564gの元気な赤ちゃんが産まれました!


※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。

内容について運営スタッフに連絡

いいね と思ったらシェアをお願いします