車いすで飛行機に乗ろう!

2015年11月27日

先日、福岡へ行く機会があり、大阪から飛行機に乗って行ってきました。車いすユーザーが飛行機を利用した時の体験談をご紹介します。

当日までの流れ

1.飛行機の搭乗券を予約し購入
搭乗券は航空会社へ直接電話で予約しました。また、障害者手帳を所持している事を伝えると障害者割引で搭乗券を購入できましたよ。

 2.「ANAおからだの不自由な方の相談デスク」に電話
次に車いすユーザーである事を伝えるため、「ANAおからだの不自由な方の相談デスク」に電話しました。

ANAおからだの不自由な方の相談デスクはコチラから

電話の際、搭乗ギリギリの所まで自分の車いすに乗っていたかったのでその希望も伝えました。


また、飛行機の大きさによって積み込める車いすの大きさに制限があるので、自走式か電動か、折りたためるのか、車椅子のサイズを聞かれました。

当日は出発の1時間前に受付する必要があると伝えられました。

当日の受付

出発の1時間前に空港へ行き、受付の際は飛行機に乗り込むまで、また飛行機から降りる時の流れの説明を受けました。

この時に、電話で伝えていた「搭乗ギリギリの所まで自分の車いすを使用」の旨を再度確認を行い、座席に移動する際の介助方法についてもこちらのやり方でお願いしました。

ノンステップバスで飛行機へ

搭乗口から飛行機まで直接通路が繋がっている場合は自走で飛行機の入り口まで行けるのですが、今回の飛行機は搭乗口から離れた場所だったので、ノンステップバス(よく街中を走ってるバス)で飛行機まで向かいました。

まず、車いすユーザーを搭乗するという事だったので、私一人でバスはもちろん貸切でした。 

いざ!飛行機へ

まとめ

受付時に航空会社の配慮で一番前の席を用意して頂き(必ずしも一番前の席を用意できわけではありません)、褥瘡予防のために車椅子に敷いてあるクッションを座席に持ち込むのもOKでした。 1時間程の空の旅は快適でしたが、着陸態勢に入ると機体は前方に傾き振動も増えるので、お尻が前方にずれやすく座席から落ちてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしました!深く座り過ぎると姿勢の保持が難しくなるので兼ね合いが難しいと感じました。 今回は全日本空輸(ANA)で行きました。航空会社によって多少対応は変わるかと思いますが、ぜひぜひ参考にしてくださいね!


※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。

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