Be Happy! 障がい者のQOLアップを目指して

【キッズプラザ大阪】「子どもの街」は想像以上にバリアフル。だけど…。


「遊んで学べる こどものための博物館」ことキッズプラザ大阪。
遊びや体験を通じて学び、創造性を培い、可能性を伸ばすことを基本理念としている完全屋内型施設です。

先日、2歳の子どもと視覚障害の妻と一緒に初めて行ってみたので、3人にとってどんなところだったのかご紹介します。

84692_34-01umeda

キッズプラザ大阪の基本情報

<ホームページ>

http://www.kidsplaza.or.jp

<住所> 大阪市北区扇町2-1-7

<アクセス>
●電車の場合
・地下鉄堺筋線「扇町」駅2号出口すぐ
・JR環状線「天満」駅徒歩3分
●車の場合
・阪神高速道路12号守口線「扇町」出口「南森町出口」 北へ600m
※駐車場 30分後と150円(上限あり)

<営業時間>
平日 9:30-17:00
土日祝 9:30-19:00

<料金>
大人(高校生以上)1400円
小人(小中学生)800円
幼児(3歳以上)500円
※65歳以上は700円
※障がい者手帳等所有者および介護者1名まで上記金額の半額

 

施設基本設備は充実

さて、館内の基本設備ですが、赤ちゃんから対象にした施設だけあって、授乳室や多目的トイレが各階にあるほか、おもらしシャワーも4階と5階にあるなど一般的な施設よりは数は充実しています。

館内の移動に関しては、見た感じオールバリアフリー!5階建てでエレベーターは大きめが2台。私たちが行ったのは年末の休日ですが、エレベーターや基本的な館内の移動はストレスを感じることなく利用することができました。

ベビーカーや車いすの貸し出しも1階インフォメーションにて行っているそうなので、「持っていこうかどうしようか…」という不安も解消できそうですね。

個人的にはお弁当などの飲食可能な広い多目的ルームがあるのが助かりました。お金をかけず、机といすがちゃんとあって、車いすも十分付けれるスペースもあり、子どもの様子に合わせて融通を利かせれるので安心です。
(時期によっては幼稚園の遠足など、団体で来られる場合もあるようです)

そのほか、リターン方式の無料コインロッカーがあったり、ベビーカーや車いすを事務所で預かってもらうことができます。
なんとなくゆるーい雰囲気で、気軽に利用できる雰囲気でした。

 

こどもの街はバリアフル!肢体不自由者の場合

様々なコーナーがあるキッズプラザですが、私たちがメインに行ったのは「こどもの街」と呼ばれる大型遊具(?)のあるコーナー。4階〜5階に吹き抜けで作られています。
img_5917

全てが曲線で作られているこの「街」はすごく立体的。橋一つ渡るにもこの勾配。車いすではとてもじゃありませんが渡れません。

img_5901

また、「街」を巡るには階段が必須で(しかも階段も微妙に歪んでたりする)、車いすを預けてクラッチで移動するようにしたとは言え、子どものスピードに付いていけない私はただただ回廊から写真を撮るしかありませんでした。

しかし迷路みたいで死角が多いが故、妻と子どもの姿が見えなくなったので(=迷子)最終的には頑張って一緒に移動するようにしました。
「こどもの街」と言っても、私にとってはまるで「アスレチック」。ハラハラドキドキ、ある意味で一番楽しんだかもしれません。

 

こどもの街はバリアフル!視覚障害の場合

迷路のような造りに視覚障害の妻もてんやわんや。

「あれ? どこがどう繋がってるの?」

「どこにいるのー?」

声は聞こえているのにどのルートを進んでいいのか分からない(普通の人は分かります)。
ということで、こどもの街には私の「右—!!」、「違う、さっきので合ってるー!!」など大声で誘導する声が響き渡っていました。

img_5914

足元も場所によっては網目状になっていたり、段差になっていたりで、結局のところ「怖い」となって引き返す場面も。
「こどもの街」と言っても、視覚障害の妻にとってはまるで「迷宮」。自分の子どもと離れてしまうと一貫の終わりだし、後ろから次々と子どもは来るしで不安と焦りを感じたようです。

 

こどもの街はバリアフル!2歳児の場合

大きい子が来ると物怖じしてしまう性格ですが、屋内と言っても子どもにしたら広さ十分。最近果敢に色んなところに行くようにもなってきたので、パパを置いて自分のペースでどんどん進んで行きます。
階段あり、坂道あり、顔が出せる窓あり、暗い通路あり、吊り橋ありで、バリアがあるほど子どもは楽しいかもしれませんね。

まとめ

バリアフルな「こどもの街」。だけど、こういう複雑で好奇心をくすぐるような形だからこそ、子どもの想像力や身体感覚を養うのではないでしょうか。

障害によっては「こどもの街」で遊ぶのは難しい場合もあるかもしれませんが、キッズプラザ大阪には科学を楽しく体験できるエリアや、世界各国の文化や楽器に触れれるエリア、仕事体験や買い物を学ぶエリア、知育アプリ体験エリアなどそれ以外にも十分に楽しむことができます。

また、「バリアフリー体験」のエリアもあり、車いすで電車の乗り降り体験などができたりします。そのあたりも考えると、キッズプラザがしっかりとそういう問題にも向き合って、子どもにも考えるきっかけを作っていることが窺えますね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です