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視覚障害・天田きゃぴばらスマホ道4〜VoiceOverの練習に最適なアプリはコレ!篇〜


さて、これまでは視覚障害があってもiPhoneが使えるようにと、様々な設定を行ってきました。

⇒スマホを手にするまで篇
⇒スマホをきゃぴばら仕様に設定篇
⇒Siriで効率的にiPhoneを使う篇

ここからはいよいよ、iPhoneを使いこなせるようにきゃぴばら自身の頑張りが必要になってきます。
ですがいきなり「はい、設定は以上。あとは頑張ってね。」というのも酷な話。特に、VoiceOverのような音声アシスト操作は通常とはかなり操作感が異なるため、操作方法を覚え、タッチパネルに慣れるには私たちが思っているよりもずっと難しいものなのです。

そこで、今回はVoiceOverを使ってiPhoneの操作を練習する最適なアプリをご紹介します。

 

登場人物

・天田きゃぴばら
きゃぴばら網膜色素変性症という病気のため、視力低下と視野欠損が生じている。音声読み上げ機能のあるガラケーを愛用。日々の生活で文字を見なければならない場合は拡大鏡を使用する。最近なべ料理を時々するのだが、二種類の鶏肉を二個ずつ買ったつもりが全て同じ鶏肉だったり、豚のコーナーに置いてあった肉を買っていざ料理してみると牛肉だったりとお肉の悩み事が多い。

 

・天田大樹
驚き頚髄損傷による四肢不全麻痺で車椅子ユーザー。日々の生活の中で、きゃぴばらの視覚障害により多大なる被害を受けている(←愛情表現と捉えてください)。ちなみに最近は「抹茶飲む?」と言われ飲んだものが青汁だった。白と緑のパッケージを見て「抹茶」と判断したらしいが、このようにきゃぴばらの勘違い(見間違い)による被害は日常茶飯事である(お茶だけに…)。様々なテクノロジーが目覚ましい進化を遂げている中、きゃぴばらには時代に取り残されないようついていってほしいと願っている。

 

視覚障がい者向け 使い方教室 for iPhone

たいき「さて、そろそろ自分で色々と操作できるように練習していかないとね。」

 

きゃぴばら「うーん、でもね、この前ちょっと触ってみたけど全然思うような操作ができないの。」

 

たいき「操作感が普通とは全然違うもんね。実はVoiceOverを使う人のために開発されたアプリがあるんだ。それがこれ、『視覚障がい者向け 使い方教室 for iPhone』。Softbankが出しているアプリだけど、もちろんアプリだから誰でもインストールできるし、しかも無料なんだ。」

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きゃぴばら「へぇー、すごい! ところであぷりってなーに? 専用の機械とかカセットとかいるの??(マジ)」

 

驚き「カセットっていつの時代やねん!(笑)と、とにかく起動してみよう使ってみよう。」

 

練習開始

 

たいき「最初はサポートする人と一緒になってやってみよう。」

ゆうさん

「俺がサポートしましょかー? えへへ、実は古着屋クビになったんス。今はケータイショップで働いてるっス。だからこのアプリも知ってるっスよ。」

 

きゃぴばら「あっ、あなたは!!」

 

ゆうさん「そっス。詳しくはきゃぴばらスマホ道1を見るっス。あれから出番なくてこのまま消えるんじゃないかと思ったっス。にょほほ。あっ、講義料は後でいいっスよ。そしたらとにかく説明するからアプリを起動するっス。」

 

驚き(くぅぅ…俺の見せ場だったのに!!)

 

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きゃぴばら「iPhoneで広がる新しい世界を楽しみましょうっていいね。なんか今までスマホに抵抗あったけど、こう言ってくれると私でもできるんだって思えるわ。」

 

ゆうさん「ぎゅふふ。じゃあ早速見ていくっス。まずはメインメニュー。こんな感じで段階に合わせたレッスンがあるから、自分のペースに合わせて進めていくことができるっス。」

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たいき「(俺にも喋らせろ…!)レッスン1とレッスン2はiPhoneの各部の説明や、VoiceOverの設定なんかの説明みたいだk…」

ゆうさん「見た感じきゃぴばらさんは飲み込みがいいっス。基本的なとこは分かってるみたいなんで、レッスン3から始めてみてもいいかもっスね。」

 

 

きゃぴばら「やった!飛び級だ!!」

 

 

驚き(ぐぅぅ…ってか俺がここまで手取り足取り教えたからだろ…!!)

 

ゆうさん「さて、レッスン3では基本ジェスチャーから応用練習まで学べるっス。ここで学ぶことがスマホ操作の7割ぐらいは占めるんで、じっくりと練習することをオススメするっス。」

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ゆうさん「基本ジェスチャーの中身は、ダブルタップやフリックのということになってるっス。普通は2本指ダブルタップってほとんど使わないんで、このへんがVoiceOver設定時特有の操作になるっス。」

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ゆうさん「そして応用練習では電話を使ったり文字入力がシミュレーションで練習できるっス。ここまできたらもう実践でも使っていけるっスよ。」

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たいき「ということで、あとは練習あるのみ。おっ、関心関心。きゃぴばら早速やってるじゃ・・・」

 

きゃぴばら「ホオォォォゥワチャー!!」

 

驚き「ってフリック気合い入れ過ぎ!!!そんな手裏剣飛ばすみたいにせんでもいけるからぁぁぁ!!」

 

動作が大きすぎて全然スマートフォンの扱いがスマートじゃないきゃぴばら。画面に触れていない9割の動きは無駄だということに早く気付いてほしいもんです。
今回は「視覚障がい者向け使い方教室 for iPhone」というアプリを紹介しました。いきなり実践だと思ってもみない操作をしてしまったり、思うような操作ができなかったりするかもしれませんよね。それはそれで練習の一つだとは思いますが、「こんな操作もできるんだ!」という発見もあると思うので、VoiceOverを利用するという方は是非一度試してみてください。

Apple Storeでは視覚障害者のための講習会が開かれていたり、専門のサポーターが教えてくれる店舗もあるので、問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。


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