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視覚障がいについて知ってほしいコト 第二弾


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視覚障がいについて知ってほしいコト 第一弾はコチラ

中途視覚障がい者、石井美弥子からの知ってほしいこと第二弾をお届けします!

まずはお決まりのお尋ねからまいりましょう。

視覚障がい者と言っても私はあえて中途視覚障がい者と表現しているのはなぜだと思いますか?

 

(考えてみてね)

 

はい!その答えはこちら↓↓↓↓

視覚障がいには生まれつき、もしくは幼児期からの視覚障がいの人(先天性)とある程度の年齢を経てから視覚障がいになった人(中途)がいて、私は後者の立場です。

でも、それだけではありません。

さて、ここで再度お尋ねです。

先天性の人と中途の人との大きな違いは何だと思いますか?

 

(考えてみてね)

 

それはさっき教えてくれた生まれつきかそうでないかの違いでしょ。こう答える人が多いかも(笑)

はい!正解!と言いたい所なのですが、もっと大切なことがあります。

ここからが今日の知ってほしいこと第二弾です。

視覚からの情報

みなさんは、日常生活の中で視覚を使わずに情報を入手する時はどれくらいありますか?

情報と言うと「ニュース」とか「大切なお知らせ」とかをイメージする人もいるかもしれませんが、そうではなくて単純に、ご飯を食べる時でもお茶碗・箸・湯呑・おかずの位置や中身など目で確認をしていますよね。テレビでは映像を見ると写っている人の表情や態度で一目瞭然!何を表現したいのかもわかります。

歩く時でも道路の位置や状態、人や車を確認したり、風景なども見ながらですし、文字を書くにも手を洗う時でも・・・大げさに表現すると寝ている時以外はずっと見ながら行動しますよね。このようなことも情報と表現するのですが、

たぶんみなさんは視覚を使わずに情報を入手することはほとんどないと応えると思います。

一般的に現代は情報の入手の80%以上を視覚から得ていると言われています。

中途視覚障がい者

視覚に障害を負うことは、この視覚から得る情報量が物理的に減ってきてしまうこと。

ましてや「人生の中途で」ということは、それまではみなさんと同様に視覚から情報を得ていた訳ですからどれだけ見えづらく、わからない状態になっていったとしても『見る』という意識から離れることはできないものなんです。

どうにかして見ようとして頑張りすぎたり、人に迷惑をかけるという意識が働き、我慢してわからないままにしておいたりする人も多いです。

仕事においては障がいの状態を告げると仕事内容を換えられたり、続けられなくなることを恐れ、どうにもうまくいかなくなるまで知らせることを避けている人もおられます。

また、音声機器も併用していけばかなり楽に情報を取ることが可能なのですが、「まだなんとか見えるから」と使うことに積極的ではありません。

これは生活のほとんどに支障をきたすことにつながっていくのですが、それでも見る事をあきらめられないものなんです。

*光も失ってしまった人では例外もあります

先天性視覚障がい者

反面先天性の人の多くは生まれつきもしくは幼児期から

『見る』ことよりも他の感覚を使うことや人に手伝ってもらう、

福祉機器や音声機器、点字なども習得していますから

『見る』以外で情報を入手することが当たり前ですし、慣れています。

つまり、『みる』ことにあまり意識がありません。。

このように「見ること」への意識が大きく違うようです。

この違いはかなり大きいです。

それは行動力にも差が出てきているように感じています。

私の知るかぎりですが、先天の人は一人でお出かけも難なくこなしています。

その姿を見て「一人は不安じゃないですか?」と尋ねたことがあるのですが、その人は

「わからなければ人に尋ねればいいし、連れて行ってもらえるようにお願いしてもいいですからね」

とあっけらかんと答えてくれました。

生活面では家事援助などもうまく利用できれば困ることはあまりないようでした。

中途視覚障がい者と先天性視覚障がい者の違い

その点、中途の場合は、見えていた時の記憶があるので「あの辺りは人通が多いのでぶつかりそうで怖い」とか

「買い物に行っても自分の目で品定めもできないし、値段を聞きながら買い物をするのは恥ずかしい」

「人にお願いしたり手助けをしてもらうことは迷惑をかけることになる」

などの気持ちが先に出てしまって、外出すらおっくうになりがちです。

そして、気持ちの面でも落ち込みが始まってしまいます。

中途の人で点字を習得する人は減ってきていますし、

そもそも視覚から情報を入手していたのですから、

その入手手段を失っていくことは福祉機器などの情報すら取ることが難しいために、みえないことや出来ないことが増えていく現実を日々感じて不安な毎日を過ごしている人も多いのです。

だから視覚障がい者は情報障がい者とも言われています。

特に中途の人はここが顕著に表れています。

だから、身内や友人、同僚など

身近な所に目が不自由になってこられた方がおられましたら

様々な音声機器や拡大機器、相談のできる当事者がいることなど

情報を取得しやすくなるツールがあることを教えてあげていただきたいと思います。

それぞれのツールについては今後少しずつ紹介していくこととして、

まずは晴眼者(見えている人)からも情報を伝えていただくことにご協力をお願いしたいと思います。

まとめ

では、おさらいです。

中途視覚障がいの人は「見ること」から意識が外れにくいので

見えなくなってくることの不安と絶望感の時期が長くなりがち。

そして、情報障がい者でもある。

でも、ピアサポーターや音声機器などの存在を知ることで

情報入手も自分で出来るようになり、就労継続の可能性も!

閉塞感から脱出、工夫次第でどんどん世界は広がっていきます。

 

この先天性と中途の『見る』ことへの意識の違いが

社会に参加することへの意欲の違いにもつながってきています。

だからこそ、中途である私がこれから増える可能性の高い中途視覚障がいについて

発信していくことが大切なんだと実感しています。

先天性のことはわかりませんので中途の立場からの発信のみですが

ぜひ色んなことを知っていただきたいです。

美弥子からの知ってほしいこと、第二弾でした☆

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