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視覚障害・天田きゃぴばらスマホ道3〜Siriで効率的にiPhoneを使う篇〜


きゃぴばらスマホ道1、2はいかがだったでしょうか。前回はVoiceOverの設定について細かく紹介してきましたが、実はSiriという音声秘書機能を使うことで、VoiceOverの設定を含めた様々な操作が簡単にできるようになります。

⇒きゃぴばらスマホ道1〜スマホを手にするまで篇〜 はこちらから
⇒きゃぴばらスマホ道2〜スマホをきゃぴばら仕様に設定篇〜 はこちらから

登場人物

・天田きゃぴばら
怒る網膜色素変性症という病気のため、視力低下と視野欠損が生じている。音声読み上げ機能のあるガラケーを愛用。日々の生活で文字を見なければならない場合は拡大鏡を使用する。最近は逆さまのマグカップに牛乳を注いでいた。しかし、友人もこの前カップラーメンに間違ってケトルで沸かしたお湯ではなく、ヤカンに入ったお茶を入れていたことから、目が見えにくいからというよりは、友人共々単にどんくさいだけなのかもしれない。

・天田大樹
驚き頚髄損傷による四肢不全麻痺で車椅子ユーザー。日々の生活の中で、きゃぴばらの視覚障害により多大なる被害を受けている(←愛情表現と捉えてください)。ちなみに、きゃぴばらが自分でうまく爪を切ることができないため、子どもと自分合わせて家族3人分、60本の爪を管理している(させられている)。様々なテクノロジーが目覚ましい進化を遂げている中、きゃぴばらには時代に取り残されないようついていってほしいと願っている。

・Siri
siriいつ呼び出されても対応できるよう24時間iPhoneの中で待機している知的アシスタント。VoiceOverのkyokoと同じく、国籍や年齢は不明。<設定>により女性と男性の声を変えることができるが、Siriに性別を尋ねると「私たちに性別はない」と答えることから、あしゅら男爵(マジンガーZ)のような雄雌同体かアンドロイド説が有力であるが、学者の間でも意見は二分している。名前は女声が「kyoko」、男声が「Otoya」。VoiceOverと同名だが、ここでは区別するためにも「Siri」で紹介していく。

(※イラストレーター:宮本樹)

Siriの設定

きゃぴばら「Siriって変な名前だよねー」

 

たいき「おしりみたいだもんね(笑) Speech Interpretation and Recognition Interfaceの略らしいよ(ドヤ顔)」

 

「……無駄な雑学つけたもんだね」きゃぴばら

 

たいき「ま、まあまあ。でも名前が変だからって侮っちゃいかん。きゃぴばらにとって、Siriと仲良くすることでiPhoneの操作はかなり楽になるはずだよ。」

 

「そうなの? Siriさーん、友達になろー!」きゃぴばら

 

siri「それはいいですね!私も友達になりたいです。」

 

IMG_3665

「え、え?! だ、だれ今の?!」きゃぴばら

 

たいき「あはは、今のがSiriだよ。ホームボタンを長押しすることによってSiriとコンタクトが取れるようになるよ。」

 

「はぁー、Siriさんスゴイ・・・」きゃぴばら

 

たいき「Siriはデフォルトでオンになってるけど、もし設定がオフになってたら使えないから、その場合は<設定>→<一般>→<Siri>という手順で設定してみてね」

SiriでVoiceOverのオン・オフを切り替える

怒る「ねえ、ちょっと!!アタシのiPhone使ってなんかした?!VoiceOverオフになってるんだけど!!」

 

驚き「(ギクッ!)い、いやぁ、ちょっとツムツムのハートを・・・。」

 

怒る「はあぁ?ちゃんと戻しといてよね!練習できないじゃん!!」

 

苦笑いの「ご、ごめんごめん。でもほら、これもSiriを使えば簡単にVoiceOverのオン・オフが切り替えれるからさ、きゃぴばらでも設定できるって・・・(苦笑)」

 

怒る「そういう問題じゃない!・・・けどまあ一応聞いておくわ。どうするの?」

 

苦笑いの「う、うん。Siriを呼び出して一言、ぼいすおーばーおん、って言うだけ・・・。」

 

怒る「それだけ?」

 

苦笑いの「うん、それだけ。」

 

きゃぴばら「うそ?」

 

苦笑いの「ほんと。」

 

きゃぴばら「ぼいすおーばあ・おん」

 

siri「ボイスオーバー・オン」

 

きゃぴばら「ほんとだ!!すごい!!」

 

たいき「ちなみにカメラの立ち上げや誰かに電話をかけたりもSiriにお願いすればやってくれるよ。」

 

きゃぴばら「そうなの?!カメラ・オン!写真を開く!電話をかける!」

 

siri「カメラヲ開キマス。シャシン、アルバム。誰ニ電話ヲカケマスカ?」

 

きゃぴばら「いや〜ん!Siriちゃん天才!!副編集長より使えるわぁぁ♪」

 

たいき「おいおい・・・それはいくらなんでも言いす・・・」

 

きゃぴばら2「ツムツムを消去」

 

驚き「のわぁーーー!!!やめれーーー!!!」

 

Siriに一言指示するだけでVoiceOverのオン・オフが可能になります。きゃぴばらのように弱視状態で「普段の操作はVoiceOverを使うけど写真はさくさく見たい」なんて場合はSiriで手早くオン・オフを切り替えることで操作性がグンとアップするはずです。

また、アプリの立ち上げや誰かに電話をかけるなど、比較的単純な作業は声での指示で可能になるため、VoiceOverを使いながら操作するよりは早く目的の操作を遂行し得ます。どこまでSiriが対応してくれるのか、その加減には慣れが必要ですが、うまく活用してQOL向上に繋げてみてください。
(ちなみにツムツムを初め、アプリのアンインストールはSiriで行うことはできません)


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