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視覚障害・天田きゃぴばらスマホ道2〜スマホをきゃぴばら仕様に設定篇〜


前回のエントリーでは、きゃぴばらがスマホを手にするまでに起きていた困りごとなんかも含めて紹介しました。

⇒きゃぴばらスマホ道1 〜スマホを手にするまで篇〜 はこちらから

そしていよいよ携帯ショップでiPhoneをゲット。ずっとiPhoneを使ってる副編集長・天田大樹が16GBなのに、一丁前に64GBのモデルです。そんなに容量必要か?と思いつつも、アプリで見えにくさや操作性をカバーしたりすることもあるかもしれないと考えると無難な選択かも知れません。
それと、初めてのスマホで使いこなせるか不安だということで、今まで使っていた音声ガイド付きのガラケーと2台持ち。焦らず、少しずつ慣れていこうという考えです。

さあ、まずはきゃぴばらでもiPhoneを触れるようにするため、色んな設定を変えていきましょう。
(※きゃぴばらのiPhoneは設定時iOS9となっています)

登場人物

・天田きゃぴばら
きゃぴばら網膜色素変性症という病気のため、視力低下と視野欠損が生じている。暗闇が特に苦手で、手を前に伸ばしてすり足で夜道を歩いていたところ職務質問を受けた経歴を持つ。前述した通り、音声読み上げ機能のあるガラケーを愛用。日々の生活で文字を見なければならない場合は拡大鏡を使用する。写真を撮る時はカメラがどこにあるのか分からず、一人だけ見当違いの方向を見ていたりする。

・天田大樹
たいき頚髄損傷による四肢不全麻痺で車椅子ユーザー。美味しく飲んでいたコーヒーを一瞬席を離した隙に片付けられていたり、別々の靴下がペアにされていたり、一日に何回も失くし物の捜索を頼まれたりと、きゃぴばらの視覚障害により多大なる被害を受けている(←愛情表現と捉えてください)。様々なテクノロジーが目覚ましい進化を遂げている中、きゃぴばらには時代に取り残されないようついていってほしいと願っている。

・kyoko

kyoko-2のコピーiPhoneのVoiceOver機能をオンにすると現れるオペレーター。やや機械的な言葉で日本語を流暢に話すが、その姿は誰も見たことがなく、国籍や年齢も不明、謎に包まれた女性である。ライバルはiPhoneの音声秘書機能「Siri」。どちらがより人間的で自然な声やイントネーションで喋れるかを常に競っている。

 

文字を大きくする

きゃぴばら2「文字が見えない!小さい!キーーー!!」

 

たいき「落ち着いて落ち着いて。一つずつ設定していこう。まずは文字の大きさ。どれどれ・・・確かにこの大きさじゃ見にくそうやね。」

 

きゃぴばら「大きくしたところでパッと見えるわけでもないけど、やっぱりある程度の大きさはあったほうが手掛かりになることもあるから・・・」

 

たいき「そうやね。こういうのはだいたい<設定>の<一般>、その中にある<アクセシビリティ>ってところで変更していけるよ。」

設定方法

 

きゃぴばら2「とりあえず私には見えてないから早く。」

 

たいき「せかすな(笑)ここに色んな項目があるけど、まずは<さらに大きな文字>という項目をタップしてみよう。」

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きゃぴばら「ふむ。たっぷ!(適当)」

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たいき「ちがーーーう!!そこは<色の反転>!これをすると画面が白黒になる反面、写真とかも白黒反転になる。ほら、こんなに可愛い子どもの写真も衝撃画像のように・・・。」

反転画像

きゃぴばら「ワ、ワタシは普通でいいやあ〜。」

 

たいき「じゃあこれは戻しておこう(笑)用途によっては白黒反転が見やすい場合もあるから、その時はここから設定できるということで。じゃ気を取り直して、<さらに大きな文字>をタップするとこんな画面になる。下の定規みたいなところを左右にスワイプすることで文字の大きさを変えれるよ。」

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きゃぴばら「うーん、でもあんまり変わった感じしないなあ〜。」

 

たいき「じゃあもっと大きくしてみようか。画面上部の<さらに大きな文字>をオンにすると、もっともっと大きい字にすることができるよ。」

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きゃぴばら「わあ、すごい!これぐらいなら私でも見えるかも!」

 

文字の大きさは範囲内であれば自由に変更できるので、ちょうどいいところを探してみましょう。文字の見やすさで言うと<文字を太くする>なんかもおすすめなので、併せて試してみてください。他にもボタンの形を表示させたりコントラストの調整なども簡単なものではありますが設定可能です。

音声読み上げ機能<VoiceOver>を設定しよう

きゃぴばら「ぼいすおーばーってのがいわゆる文字やコマンドを音声で教えてくれるやつね。」

たいき「そうやね。VoiceOver自体は簡単に設定できるよ。<アクセシビリティ>の中の<VoiceOver>をタップしてオンにするだけ。」

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kyoko-2のコピー「ボイスオーバーオン。設定。アクセシビリティ。戻ルボタン。」

 

きゃぴばら「わっ、わっ、わっ、すごーい!しゃべったよ!!」

たいき「とりあえず基礎設定は完了やね。あとは読み上げ速度を変えたり、どこまでの情報を読んでもらうか、入力した文字をどうフィードバックしてもらうかとかの細かい設定かな。このへんはまた使いながら調整していこう。」

 

きゃぴばら「うん、そうする!ってあれ?全然画面が動いてくれないんだけど。」

たいき「VoiceOverをオンにすると、通常時のように一本指で画面をスクロールさせたりするのも含めて、基本的に全部の動作が変わっちゃうみたいやね。<VoiceOverの操作練習>という項目があるから、そこでまずは練習してみよう。」

 

きゃぴばら「ムズカシイ・・・」

 

VoiceOverを設定すると画面のスクロールから選択決定など全ての操作感がかなり変わります。慣れないうちは視覚障害のない人が目で見ながら操作しても思い通りにいかないこともあるので、使いこなすには結構な練習が必要です。「ガラケーと2台持ちにしといて良かった。。」心底そう思ったきゃぴばら。
まずはカメラやTwitter、LINEを使ってみたいと話すきゃぴばら。果たして彼女はiPhoneをそれなりに使えるようになるのでしょうか。
次回をお楽しみに☆


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