Be Happy! 障がい者のQOLアップを目指して

すべての人のためのデザイン「ユニバーサルデザイン」


513d8a73fc5268ed6a7a098991882bd4_s

ユニバーサルデザインという言葉を最近、よく耳にすることがありませんか。

・ユニバーサルデザインって結局、何か。

・ユニバーサルデザインとバリアフリーは何が違うのか。

・具体的にどんなものがあるのか。

今回は「ユニバーサルデザイン」について紐解いていきましょう。

ユニバーサルデザインとは

文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいいます。

ユニバーサルデザインは法律の限界を踏まえて、障害のある人を特別視せずに、あらゆる人が快適に暮らすことができるデザインとしてノースカロライナ州立大学のロナルド・メイスが1985年に提唱した概念です。

ロナルド・メイスによって提唱されたユニバーサルデザインは7原則を元に構成されています。

  1. 誰にでも公平に利用できる。
  2. 使う上で柔軟性に富む。
  3. 簡単で直感的に利用できる。
  4. 必要な情報が簡単に理解できる。
  5. 単純なミスが危険につながらない。
  6. 身体的な負担が少ない。
  7. 接近して使える寸法や空間になっている。

さらにユニバーサルデザインは、物理的に都市基盤や建物、乗り物、築造物などのハード面、情報、サービス、思いやりなどのソフト面の2種類に分けられます。

ユニバーサルデザインはロナルド・メイスのハード面だけではなく、ソフト面でのユニバーサルデザインを栂 紀久代が提唱しています

  1. 安全 誰もがみんな安全な生活が出来る事
  2. 安心 誰もがみんな安心して暮らしが出来る事
  3. 快適 誰もがみんな快適に外出できる事
  4. 簡単 誰もがみんな簡単に使える制度である事
  5. 便利 誰もがみんな便利に使える制度である事
  6. 真心 制度運用者は真心を持っている事
  7. 配慮 制度運用者は弱者にも十分な配慮が出来る事

*栂 紀久代「ユニバーサルデザインの考え方とは?」<http://www.togakikuyo.com/design.html>

ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い

種類 ユニバーサルデザイン バリアフリー
思想/発想 多くの方に使いやすい
デザイン手法
高齢者・障害者の
使いやすいように変化
対象者 すべての人 高齢者、障害者等

上記の表のように、ユニバーサルデザインはすべての人が対象となりますが、バリアフリーは主に高齢者や障害者が対象となります。

バリアフリーは障害者や高齢者など特別な人に対する特別な対策です。バリアフリーから一歩進んで誰もが平等に公平に利用できるようにデザインするという考え方であるユニバーサルデザインを広めていく必要があります。

ユニバーサルデザインの具体例

ピクトグラム

256036

世界中で通用する人が理解できる言葉のない絵です。

階段やエスカレーターに併設されたエレベーター

IMG_0887

わざわざ遠回りすることなくエレベーターがあり、目的の場所へ向かうことができます。

ドラム式洗濯機

IMG_1595

背の高い人や小柄な人、お年寄り、子ども、車椅子の人でも誰でも、楽に洗濯物の出し入れができます。

他にも…

シャンプーボトルの上部もしくは側面の凸凹、幅の広い駅の改札口などあります。

まとめ

一度は耳にしたことがある「ユニバーサルデザイン」いかがだったでしょうか。ユニバーサルデザインはバリアフリーと本質が全く違うことが理解できたと思います。また、身近な物や空間がユニバーサルデザインだったりするのです。ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、障害の有無に関係なく誰もが安心して利用できる街づくり、物づくりを進めていきましょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です